その他のお役立ちじょう
どのように英語面接の対策をすればいいかわからない、と思っている人は多いのではないでしょうか。英語面接を成功させるには、事前準備が重要です。
本記事では、転職者向けに英語面接でよく聞かれる質問10選と回答例を紹介します。英語面接の効果的な練習方法も紹介しますので、参考にしてください。
英語面接の事前準備
英語面接では、日本語での面接と同様に、事前に応募先の企業について調べたり、よく聞かれる質問に対する回答を考えたりしておきます。事前準備として、以下の3つを行いましょう。
応募する企業・業界の研究
まずは、応募先の企業や業界について調べることから始めましょう。企業のホームページや採用ページには、企業理念や求める人物像などが記載されています。これらの情報から、企業の価値観や必要なスキルなどを分析し、自分に合っている職場かどうか判断します。
面接の際には、企業と自分がマッチしていることをアピールすることが大切です。企業の求めているスキルを持っており、価値観が合っていることも示せれば、面接官からの高評価が期待できます。
英語面接でよく聞かれる質問への対策
英語面接では、どの企業の面接でもよく聞かれる質問があります。例えば以下のような質問です。
自己紹介
志望動機
転職理由
実績
強みと弱み
失敗や困難を乗り越えた経験
キャリアビジョン
アピールポイント
逆質問
これらの質問をされても答えられるように、回答を準備しておきましょう。本番では、上記以外の質問もされることがあります。想定外の質問をされても柔軟に立ち回ることが大切です。
英語面接の練習を繰り返す
その他のお役立ちじょう
英語面接を成功させるには、面接練習を繰り返しすることが大切です。丸暗記したものをそのまま言うのは機械的で好ましくない場合もありますが、初めの一文だけでもすぐに答えられるようにしておくと、心に余裕が生まれます。
とくに普段の生活で英語に触れていない人は、英会話にも慣れておく必要があります。英会話スクールに通ったり、ラジオや動画など無料のコンテンツを活用してもいいでしょう。
英語面接の効果的な練習方法については、最後に詳しく紹介していますので、参考にしてください。
面接官に好印象を与えるポイント
英語面接では話の内容はもちろん、応募者の態度や向き合い方も重要です。面接官に好印象を与えるためには、以下のポイントを押さえましょう。
1. 第一印象を良くする
英語面接では、第一印象が大切です。心理学者のアルバート・メラビアンが提唱したメラビアンの法則によると、コミュニケーションにおいて最も影響力が大きいのは「視覚」で、影響度は55%とされています。言語は影響度7%、聴覚は38%となっていることからも、視覚の影響力の大きさが見てとれます。
視覚による第一印象を良くするには、身だしなみを整えましょう。髪型、服装、爪、靴など、すべてにおいて清潔感をアピールしてください。寝ぐせがあったり、スーツにしわがあったり、爪が長すぎたりするのはNGです。
ビジネスマンとしてふさわしい恰好を意識しましょう。表情の明るさも大切です。
2. アイコンタクトを取る
先ほどの第一印象に影響するものの一つが、アイコンタクトです。アイコンタクトは、相手の話を聞いている態度を示すだけでなく、自分の話に自信があることもアピールできます。アイコンタクトが取れない人は、自分に自信がない、消極的な人だと判断されかねません。
とくに欧米諸国の人は、日本人よりも自己肯定感が強いとされています。令和5年度のこども家庭庁の調査でも、自分に「社会に貢献できる要素があると感じた」日本の若者の割合は、欧米諸国と比べて低くなっています。外資系企業では、欧米の人と仕事をすることが多いです。面接ではアイコンタクトを積極的に取り、自信のある姿をアピールしましょう。
3. 質問の意図を理解し的確に答える
面接での答え方【自己紹介/自己PR/志望動機/短所など】
面接官が何について聞いているのか意図を理解し、質問に合った内容を的確に答えることがポイントです。事前に回答を準備しておくことは良いことですが、準備した回答を伝えることに意識が行きすぎると相手の質問の意図とズレてしまう場合があるので注意が必要です。
準備をしていない質問をされ、すぐに答えられないときは考える時間をもらいましょう。また、質問の意図がわからなかった場合は、質問内容を聞き直して確認することも大切です。
面接での答え方については、以下の記事を参考にしてください。
面接での答え方【自己紹介/自己PR/志望動機/短所など】
英語面接でよく聞かれる質問10選と回答例
英語面接でよく聞かれる質問と回答例を、一般的な英語面接の流れに沿って紹介します。
英語面接前のアイスブレイク
英語面接では、応募者の緊張をほぐすために雑談する「アイスブレイク」が用いられます。仕事とは関係のない簡単な質問が多いですが、面接官との最初のやりとりですので、定番のフレーズを押さえておきましょう。
【質問例】
How are you today?
(調子はどうですか?)
How did you get here today?
(今日はここまでどのように来ましたか?)
It's such a nice day out, isn't it?
(今日はいい天気ですね)
Do you have any plans for the weekend?
(週末は何か予定がありますか?)
【回答例】
I'm great. How are you?
(今日は調子が良いです。あなたの調子はどうですか?)
I took a train from XX station.
(✕✕駅から電車できました。)
Yes, it’s beautiful today!
(そうですね。)
I think I'll go fishing if the weather is nice.
(天気が良ければ釣りに行こうと思います。)
1. 自己紹介
自己紹介では、簡単に自分のスキルや実績を述べた後に、自分の強みが応募先でどのように生かせるのか、貢献できるポイントをアピールします。スキルや実績を述べるときは、数字を用いると具体性が増し、効果的です。
【質問例】
Tell me about yourself. / Describe yourself.
(自己紹介をお願いします。)
Please tell me about your previous work history.
(あなたの職歴を教えてください。)
【回答例】
Thank you for giving me the opportunity to speak with you today.
(本日は面接の機会をいただき、ありがとうございます。)
I have been working as a team leader in the sales department for four years.
(私は4年間、営業部でチームのリーダーとして仕事してきました。)
I was mainly responsible for acquiring new customers and training new members.
(主に新規顧客の獲得とメンバーの教育を担当していました。)
I actively communicated with my team and improved our sales performance by 30%.
(私はチーム内で積極的にコミュニケーションをとり、営業成績を30%向上させました。)
I have strong communication skills and the ability to motivate team members to achieve their goals.
(私はコミュニケーション能力が高く、メンバーのやる気を高めながら目標達成させる力があります。)
I would like to leverage my past experience to help your company acquire new customers.
(これまでの経験を生かして、御社でも新規顧客の獲得に貢献したいと考えております。)
2. 志望動機
志望動機では、企業への理解を示した上でやってみたいことをアピールしましょう。企業は定着できる人材かも見ているため、応募先の仕事において長期的なビジョンがあることも伝えると良いです。
【質問例】
Why do you want to work for our company?
(なぜ弊社で働きたいのですか?)
What other companies have you applied to?
(弊社以外にはどのような会社に応募しましたか?)
What roles would you like to take on at our company?
(弊社でやってみたい仕事はありますか?)
【回答例】
Your company’s focus on delivering cutting-edge technology solutions aligns perfectly with my passion for staying ahead of industry trends and integrating new advancements into business strategies.
(御社の最先端技術ソリューションの提供は、業界のトレンドを先取りし、新たな技術革新をビジネス戦略に組み込む私の関心と一致しています。)
I also value your strong customer-first approach, which I believe is essential for exceeding client expectations in today’s competitive market.
(また、御社の顧客中心主義のアプローチは、今日の競争市場でクライアントの期待を超えるために不可欠だと考えています。)
While I’ve applied to other companies in the same industry, I’m particularly drawn to yours for its commitment to fair evaluation and growth opportunities through innovative projects.
(同業他社にも応募していますが、御社が提供する公正な評価と革新的なプロジェクトを通じた成長機会に特に魅力を感じています。)
I’m eager to leverage my planning and sales skills to drive customer-centric initiatives using advanced technologies.
(先進技術を活用した顧客中心の取り組みを推進するために、企画および営業スキルを活かしたいと考えています。)
3. 転職理由
転職理由を聞くのは、同じ理由でまた退職しないか懸念しているためです。応募先の企業でやりたいことや貢献できることを伝え、長期的に働く意思があることをアピールしましょう。ネガティブな理由で転職する場合も、ポジティブな内容に言い換えて伝えることが大切です。
【質問例】
Why are you leaving your current position?
(なぜ現職を退職したいと思っているのですか?)
What is the reason for your job change ?
(転職を希望する理由はなんですか?)
【回答例】
While I have gained valuable experience at my current company, I feel that I have reached a plateau in my professional growth.
(現在の会社で貴重な経験を積んできましたが、キャリア成長において限界を感じています。)
Your company’s focus on innovative technologies and its strong track record of success in the industry are particularly appealing to me.
(御社が注力する革新的な技術と業界内での優れた実績に強く魅力を感じています。)
I am eager to expand my expertise in this field and believe this opportunity will allow me to advance towards my long-term career goals.
(この分野での専門知識をさらに広げ、長期的なキャリア目標に向かって前進できる機会だと考えています。)
4. 実績
実績について聞かれたら、具体例と数字を用いて説明しましょう。注意点は、実績を誇張しすぎないことです。自分にはどのような能力があり、何を努力したことによってその実績を得られたのかプロセスを具体的に伝えましょう。
【質問例】
What is your proudest achievement?
(あなたの誇れる実績はなんですか?)
Tell us a successful experience or achievement from your previous job.
(成功体験を教えてください。)
【回答例】
My proudest achievement is shortening the delivery time of software development by two weeks and reducing the number of defects by 15%. Through this, I received the company's Best Newcomer Award.
(私の誇れる実績は、ソフトウェア開発で納期を2週間短縮させ、不具合の発生を15%軽減させたことです。その結果、私は社内の最優秀新人賞に選ばれました。)
We initially adopted the waterfall method during the early stages of development.
(開発当初は、ウォーターフォール型の手法を採用していました。)
However, I thought that a spiral method would be more adaptable to client requests than a waterfall method, so I proposed it to my manager. My suggestion was accepted.
(しかし、ウォーターフォール型よりもスパイラル型のほうが、クライアントの要望に対応しやすいと考え、上司に提案しました。私の意見は採用されました。)
Before we changed our method, it was challenging to meet the deadline, but after making the change and adjusting the schedule, we managed to shorten the delivery time by two weeks.
(手法を変更する前は、納期に間に合うか難しいところでしたが、変更後はスケジュール調整をした結果、納期を2週間短縮できました。)
In addition, we were able to reduce the occurrence of defects during development by 15%.
(また、開発途中で発生した不具合も発生率を15%軽減できました。)
5. 強みと弱み
強みを聞かれたときは、自分の強みとともに、それを生かしてどのような成果を出せるのか伝えます。一方の弱みの場合も、弱みだけを伝えるのではなく、弱みをどのように改善しようとしているかを併せて伝えましょう。
【質問例】
Please tell me your strengths.
(あなたの強みを教えてください。)
What are your weaknesses?
(あなたの弱みは何ですか?)
【回答例】
One of my greatest strengths is my proactive attitude toward learning and self-improvement.
(私の強みの一つは、学びと自己成長に積極的に取り組む姿勢です。)
For instance, when I identified gaps in my technical skills related to data analysis, I enrolled in a certification program and completed training in advanced Excel and data visualization. These skills allowed me to streamline reporting processes at my previous job, reducing reporting time by 20%.
(例えば、データ分析に関するスキル不足を認識した際、認定プログラムに参加し、高度なExcelやデータ可視化のトレーニングを修了しました。このスキルを活かし、前職では報告プロセスを効率化し、時間を20%削減しました。)
I am constantly seeking opportunities to improve and apply new skills, which has helped me make tangible contributions to my team's success.
(新しいスキルを身に付けて活用する機会を常に模索しており、それがチームの成功に具体的な貢献をする助けになっています。)
One of my weaknesses is that I tend to take on too many tasks myself, sometimes to the point of overextending.
(私の弱みは、多くの作業を自分で抱え込んでしまい、時にはキャパシティを超えることです。)
To address this, I’ve actively worked on improving my delegation skills. For example, in my last role, I consciously delegated routine tasks to my team members, allowing me to focus on strategic planning. This shift not only improved overall team efficiency but also empowered my colleagues to develop their skills further.
(これを改善するため、委任スキルの向上に取り組みました。例えば、前職では日常的な業務をチームメンバーに任せ、自分は戦略的な計画に集中するよう努めました。この変化により、チーム全体の効率が向上しただけでなく、同僚がスキルをさらに伸ばすことができました。)
I’m committed to continuing to refine this skill to strike a balance between personal involvement and effective teamwork.
(このスキルをさらに磨き、個人の関与と効果的なチームワークのバランスを取ることに努めていきます。)
6. 失敗や困難を乗り越えた経験
失敗や困難を乗り越えた経験について話すときは、どのようにその失敗を対処し、失敗から何を得たかを伝えることが重要です。
【質問例】
Please tell me your strengths.
(あなたの強みを教えてください。)
What are your weaknesses?
(あなたの弱みは何ですか?)
【回答例】
In my previous role, I worked with a team comprised of individuals from diverse cultural backgrounds.
(前職では、さまざまな文化的背景を持つメンバーと一緒に働いていました。)
Initially, we faced challenges due to differing cultural values and communication styles. For instance, during a team project, misunderstandings arose over how to prioritize tasks, which led to delays and frustration.
(当初、文化的な価値観やコミュニケーションスタイルの違いから、優先順位の付け方について誤解が生じ、プロジェクトが遅れたり、チームメンバーの間で不満が生じたりしました。)
To address this, I took proactive steps to understand my colleagues' perspectives. I organized informal team discussions to share cultural norms and encouraged open dialogue. Additionally, I sought out resources to improve my intercultural communication skills, such as workshops and reading materials.
(この状況を改善するために、同僚の視点を理解する努力をしました。文化的な習慣を共有するためのチームディスカッションを企画し、オープンな対話を促しました。また、異文化間コミュニケーションのスキルを向上させるために、ワークショップや関連書籍などを活用しました。)
As a result, our team developed a stronger sense of mutual respect and collaboration. This not only improved the project outcomes but also fostered a positive and inclusive work environment.
(その結果、チーム内でお互いを尊重し合う意識が高まり、プロジェクトの成果が向上しただけでなく、ポジティブで包括的な職場環境を築くことができました。)
This experience taught me the importance of adaptability and the value of fostering mutual understanding in overcoming challenges.
(この経験を通じて、適応力の重要性と、困難を克服するためには相互理解を促進することが不可欠であると学びました。)
7. キャリアビジョン
面接官は長期的に働ける人材を求めています。そのため、キャリアビジョンでは、将来目指したいポジションやキャリアプランなどを具体的に伝えてください。
【質問例】
Is there anything you would like to take on at our company?
(当社で挑戦してみたいことはありますか?)
Tell us about your career plans at our company.
(当社でのキャリアプランについて教えてください)
How would you like to grow in the next 5 years?
(5年後にはどのように成長したいですか?)
【回答例】
At your company, I would like to take on challenges that involve innovation and creating solutions that add value to the industry.
(貴社では、業界に価値をもたらすような革新的なソリューションの創出に挑戦したいと考えています。)
For example, I am particularly interested in utilizing my expertise in [specific skill or area] to help streamline processes or develop new offerings that align with emerging trends. I believe my background in [related experience or knowledge] will allow me to contribute effectively.
(例えば、[特定のスキルや分野]の専門知識を活用し、プロセスの効率化や新たな提案の開発を通じて、今後のトレンドに対応できる取り組みをしたいです。[関連する経験や知識]のバックグラウンドが、効果的に貢献する助けになると考えています。)
In terms of career plans, I aim to take on a leadership role within 5 years, where I can guide teams and drive strategic initiatives.
(キャリアプランとしては、5年以内にリーダーシップを発揮できる役割に就き、チームを牽引し戦略的なプロジェクトを推進したいと考えています。)
By 10 years, I envision myself in a senior management position, contributing to the company’s long-term goals and helping it remain at the forefront of the industry.
(10年後には、シニアマネジメントのポジションに就き、貴社の長期的な目標に貢献しながら、業界の最前線に立ち続ける支えとなりたいです。)
Over the next 5 years, I also hope to grow by developing my skills in [specific areas, e.g., data analysis, cross-cultural communication], and by learning from the experienced professionals at your company.
(今後5年間で、[具体的なスキル例:データ分析、異文化コミュニケーション]を磨き、貴社の経験豊富なプロフェッショナルから学ぶことで成長していきたいと思っています。)
This combination of personal growth and meaningful contributions to the company is what excites me most about this opportunity.
(このような自己成長と貴社への貢献の両立が、この機会において私が最も期待していることです。)
8. アピールポイント
失敗や困難を乗り越えた経験について話すときは、どのようにその失敗を対処し、失敗から何を得たかを伝えることが重要です。
【質問例】
How are you evaluated by your managers and colleagues?
(あなたは上司や同僚からどのような評価を得ていますか。)
Why should we hire you?
(あなたを雇うべき理由は何ですか?)
【回答例】
My boss and coworkers have consistently praised my ability to solve problems efficiently and communicate solutions clearly.
(上司や同僚からは、効率的な問題解決力と明確なコミュニケーション能力を高く評価されています。)
For example, in my previous role, we encountered a recurring issue with delayed project timelines due to unclear processes. I took the initiative to analyze the root cause, streamline workflows, and implement a new tracking system. This not only reduced delays by 30% but also improved team coordination.
(例えば、前職ではプロジェクトの進行遅れが頻発していた際に、根本原因を分析し、業務プロセスを簡素化した上で、新しいトラッキングシステムを導入しました。その結果、遅延が30%削減され、チームの連携も向上しました。)
Colleagues have often commented on my calm and logical approach to challenges, which helps create a positive and productive work environment.
(同僚からは、冷静で論理的に課題に取り組む姿勢が、ポジティブで生産的な職場環境を築く助けになっているとよく言われます。)
9. 逆質問
逆質問では、応募者から面接官に質問を投げかけます。積極的に質問することで入社意欲の高さをアピールできます。ただし、調べてわかる内容や待遇に関する質問は避けましょう。
【質問例】
Is there anything you would like to ask?
(何か聞きたいことはありますか?)
Do you have any questions?
(質問はありますか?)
【逆質問の例】
What does success look like in this role, and how do you measure it?
(この役職での成功はどのように見なされ、どのように評価されますか?)
Can you share more about the team I would be working with and how it collaborates on projects?
(私が働くことになるチームについて、どのようにプロジェクトを協力して進めているか教えてください。)
What are the biggest challenges the company or team is currently facing, and how could someone in this role contribute to solving them?
(現在、会社やチームが直面している最大の課題は何ですか?この役割でどのように解決に貢献できると思いますか?)
What is the company's vision for the next few years, and how does this role contribute to that vision?
(会社の今後数年のビジョンはどのようなもので、この役職はそのビジョンにどう貢献しますか?)
How does the company maintain a diverse and inclusive work environment?
(会社はどのように多様性と包括性のある職場環境を維持していますか?)
10. その他のよくある質問
その他、英語面接でよくある質問をいくつか紹介します。
【質問例】
When would you be available to start if offered the position?
(もし内定をいただいた場合、いつから働くことができますか?)
What is your expected salary range for this position?
(この職種の希望給与レンジを教えてください。)
Are you considering any other roles outside of our company at the moment?
(現在、当社以外で検討している役職はありますか?)
Can you share the reasons behind your career transitions?
(転職回数が多いのはなぜですか?)
Would you be open to relocating for this position?
(この職位のために転居を検討していますか?)
Do you have any upcoming personal or professional commitments that would affect your availability for this role?
(この役職への就業に影響を与える予定の個人的または職業的な予定はありますか?)
英語面接が終わった後のお礼と挨拶
英語面接が終わった後は、簡単にお礼を伝えたり挨拶をしたりしてから退出します。
【挨拶例】
Thank you for your valuable time today.
(本日は貴重なお時間をいただきありがとうございます。)
I'm looking forward to talking to you again.
(またお話しできるのは楽しみしています。)
I really enjoyed our conversation.
(お話ができて嬉しかったです。)
英語面接お礼メール
英語面接が終わった後には、24時間以内にお礼のメールを送りましょう。企業への関心だけではなく、ビジネスマナーを備えていることもアピールできます。お礼のメールには、以下の内容を記載します。
件名
お礼の言葉
志望動機を再アピール
次の選考へのアプローチ
締めの言葉
具体的な内容は以下の例文を参考にしてください。
【件名】Thank you
(ありがとうございます)
【本文】
Hello [〇〇],
([〇〇]さんへ)
Thank you very much for taking the time to interview me today.
(今日はお忙しい中、面接の時間をいただき、誠にありがとうございました。)
I really enjoyed learning more about the Senior Software Engineer role and gaining a deeper understanding of the technical challenges and innovative projects at your company.
(シニアソフトウェアエンジニアの役割について、また貴社の技術的な課題や革新的なプロジェクトについてより深く知ることができ、大変興味深かったです。)
As discussed during the interview, I am excited about the opportunity to leverage my skills in software development, problem-solving, and collaboration to contribute to your team’s success.
(面接でお話しした通り、ソフトウェア開発、問題解決、そしてチームでの協力を活かし、貴社のチームの成功に貢献できることを楽しみにしております。)
I look forward to discussing the next steps and any further details regarding the position.
(次のステップで、ポジションに関するさらなる詳細についてお話しできることを楽しみにしております。)
If you need any additional information, please feel free to reach out to me anytime.
(追加で必要な情報があれば、どうぞご遠慮なくご連絡ください。)
Thank you again for your time and consideration.
(改めて、貴重なお時間とご配慮に感謝申し上げます。)
Best regards,
署名
TEL:000-0000-0000
Email:××××××@××××××.jp
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英語面接で差をつけるテクニック
英語面接で差をつけるテクニックを紹介します。
具体例や数字を用いる
自分の経歴や実績、スキルなどをアピールするときは、具体例や数字を用いましょう。「売上を向上させた」と「売上を20%向上させた」では、伝わり方が異なります。能力についてもエピソードをまじえて話すとよいでしょう。具体的に説明することで、面接官はあなたに対する理解を深められます。
わからないときは聞き直す
面接官の質問が上手く聞き取れないときや、質問の意図がわからないときは素直に聞き直しましょう。わからないまま回答しても、的外れなことを伝えてしまいマイナスの印象を与えてしまいます。面接官に質問を聞き直すことは、悪いことではありません。「Could you say that again?」と聞き返したり、「Would you mind explaining what you mean by that?」と意味を説明してもらう方法があります。
また、すぐに答えられないときは、「Let me think for a moment.」などと言って考える時間をもらうのも一つの方法です。曖昧な返答をしたり、「わからない」と回答したりしないように気をつけましょう。
面接官とのコミュニケーションを楽しむ
面接官との会話を楽しんでいる様子は、好印象を与えられます。聞かれた内容に淡々と答えているだけでは受身的に見えてしまうので、ジェスチャーを入れたり、アイコンタクトを取ったり、コミュニケーションを積極的にとる姿勢が重要です。
黙々と話しているだけだと、「丸暗記した回答を話しているだけなのでは?」と思われる可能性があります。「第一印象を良くする」でも説明しましたが、人は50%以上を視覚による情報で判断しています。あなたの笑顔や身振り手振りも、好印象を与える要素の一つだと覚えておきましょう。
面接官が見ているポイント
面接官は、あなたが企業の求める人物像に当てはまっているかを見ています。中途採用は、ほとんどのケースで即戦力になる人材を求めていますので、スキルや経験などを話しながら自分が企業に貢献できる人材であることをアピールしましょう。
また、英語でのコミュニケーション能力も、面接官の注目点です。文法や発音も大切ですが、気にしすぎて間違いを言い直していると逆に聞きづらくなってしまいます。面接官からの質問を理解し、的確な内容で返答するほうを意識してください。
英語面接の効果的な練習方法
英語面接では、面接に向けての準備が重要です。当日に実力を発揮できるように、準備した回答を繰り返し練習しましょう。また、鏡の前で自分の話しているときの表情や姿勢を確かめるのも効果的です。
面接練習は面接官役がいると、より本番をイメージしやすくなります。面接官役がいない場合は、転職エージェントの利用がおすすめです。面接練習だけでなく、転職全般をサポートしてもらえます。
まとめ
英語面接でも日本語での面接と同様に、事前に質問を想定し、答えを準備しておく必要があります。英語の文法や発音も大切ですが、面接官との会話を楽しんでいる様子を見せることが、コミュニケーション力を示すことにもつながります。
英語での面接対策方法がわからない方は、転職エージェントをご活用ください。
ロバート・ハーフは、外資系・日系グローバル系企業の転職サポートをしています。英語面接対策はもちろ、転職後も、理想のキャリアの実現に向けて継続的にサポートしますので、ぜひご相談ください。